みなさん、こんにちは!!オヤジギャグを駆使しながら全てのお客様を必ず笑顔に導くオヤジギャグ ダンストレーダーのカトゥーン(@take4118)です。

先日スタバに行ったらご年配の方が「ウィフィーってどう繋げるの?ウィフィー!!」って、身を乗り出しながらかなり食い気味に店員さんに聞いてました。多分……というか間違いなく「Wi-Fi(ワイファイ)」のことだと思うんですが(笑) 日本って平和ですね(^^)

さぁ、今回の記事ですが【断言】利食いした後伸びても後悔しない方がいい|その理由とは。と題して解説していきます。

・利食いしたら更に伸びていった
・損切りした途端に反転した

こんな経験はトレーダーの方なら一度は経験されたことがあるのではと思います。本記事では、この様なことがなぜ起こるのか、またこの様な状況になった際にどう捉えれば良いのかについて解説していきます。

是非この記事を最後までお読み頂き、ご自身のトレードスキル向上に生かして頂けましたら幸いです。それではいきましょう!!

この時あなたならどう思う?

例えばドル円を100円でロングしたと仮定して、思惑通り上昇し以下の様になったと仮定します。

・ケース①:101円で利食いしたら更に102円まで伸びていった。
・ケース②:101円で利食いしたら反転して99円まで下げた。

 

上記の2つを実際に経験した際、よくあるパターンはこんな感じではないでしょうか。

・ケース①:「マジか!!まだ利食いしなきゃ良かった…」
・ケース②:「いいところで利食い出来た。利食いして良かった!!」

 

ケース①の場合は利食い後に更に上昇したわけですから、利食いしなければ利益は更に伸ばせたので「もったいなかった」と感じてしまいがち。ケース②の場合は利食い後に下げてしまったのでキチンと利食い出来たことに「良かった」と感じるのではと思います。

「私は機械の様にシステマティックにトレードするから何をしようか無感情だ!!」

なんて方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)、人間である以上は利食いや損切りに対して少なからず喜びや痛みを感じてしまうのは致し方ありません。

ここでちょっと考えてみたいのですが、そもそも相場の方向性を完璧に当てることが出来るのでしょうか。

そもそも相場って…

FXに限らず株や仮想通貨などの相場は単に上がるか下がるかの世界です。その「上がるか下がるか」を完璧に当てることは可能でしょうか?

答えはもちろん「NO」です。

このことは熟練のトレーダーだけでなくトレード初心者の方でもご理解されているまさに不変の事実ですよね。相場という世界ではどんなことも起こりうるということです。

チャートで見てみよう

相場の値動きには色々ありますが、ここではレンジからのブレイクを例に挙げて見てみます。ブレイクアウト手法とも言われますが、この手法はレンジが上か下かに抜けた後その方向へエントリーしていくものです。

本来ならば上位足の方向性なども考慮してエントリーするべきですが、ここではレンジをブレイクした後の値動きのみを見ているので、そういった諸条件は無視しています。なお、下記に挙げたチャートはポンド円です。

パターン①

黄色点線で挟まれたレンジを下抜けした場面です。ブレイクした後に少し戻しての下げなので、いわゆる戻り高値になっています。抜けて戻したところをショートするこの様なパターンは個人的に好きです。因みに、スタバの抹茶ラテはもっと好きです(笑)

パターン②

こちらは黄色点線で挟まれたレンジを上抜けした場面です。ブレイク時に大きな大陽線で抜けているので、その勢いに乗って戻りを付けず上昇していった場面とも言えます。

パターン③

これはレンジを上にブレイクしましたが大きく上に伸びずレンジ下限を割って下げてしまった場面です。こういった時はブレイクした事実を基に上へいくと考えて買い注文が集中しやすいですが、その後上げ切らないのを見て微益決済や損切り、新規の売り注文が一気に出やすいので、その勢いが下落の流れを作ってしまうパターンです。こういう時は早めに損切りした方が無難ですね。損切りしないと最悪大きな損失を抱えてしまうことも多いです。損切りについてお悩みの方は以下の記事をご覧ください。
参考記事:「損切りが辛い」を「損切りは嬉しい」に変える方法

 

レンジにおける値動きのパターンをいくつか解説しましたが、ここで言いたかったことはただひとつ。

相場において絶対こうなるという保証はどこにもない!!

 

これです。今回の場合であれば、レンジをブレイクしたら必ずその方向に伸びていくということはないということです。

「いやいや、そんなこと当たり前でしょ!!」と思われる方もいらっしゃると思います。でも実際のトレードにおいてこのことをしっかり落とし込んでトレード出来ているでしょうか?

もしも本質レベルまで「相場において絶対はない」という原理原則を落とし込めているなら、本記事の最初にお話した質問においてどちらの状況になっても一喜一憂なんてしないはずです。何故なら、本当に理解出来ているなら「今回はたまたまそうなっただけ」と冷静に捉えることが出来るからです。

考え方は超シンプル

本記事のタイトルに「利食いした後伸びても後悔しない方がいい」と書きましたが、ここまでお読み頂いたならばその理由がおわかり頂けると思います。理由は明白です。

相場に絶対はない。

これだけです。本記事の最初にお話した質問でケース①は利食い後に更に伸びて、ケース②では利食い後反転したとしていますが、更に伸びた/反転した というのは結果論でしかありません

そうです、超シンプルに結果論なんです。

なので、利食い後に更に伸びたとしても、お笑いの小島よしおさん風に…

出典:スポニチ

「そんなの関係ねぇ~!!!」でいいと私は考えます(笑) 後悔なんて一切いりません。

むしろ、利食い更に伸びようが反転しようが、利益があったわけですからラッキーですよね!!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「相場に絶対はない」

頭ではわかっていても意外と腑に落とせていないことだと思い、自分への戒めを含めて記事にさせて頂きました。取ったポジションに対して愛着を持ってしまうと、利益が欲しいという欲求も大きくなり自分の都合のいいように相場を捉えがちになって、その結果損切りや利食いが出来なくなります。

これは自分の考えですが、相場で利益が上げられないのは結局自分の欲求に負けてしまっているからなのではと思うんです。

いかに自分の内にある欲を抑えて自分自身と向き合っていけるか。

極論ですがトレードってこれだけのような気がします。

私もまだ成長中の身ですが、この記事が一人でも誰かのお役に立てましたら幸いです。

これからも、有益な記事を作成していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

いつもありがとうございます。