みなさん、こんにちは!!オヤジギャグを駆使しながら全てのお客様を必ず笑顔に導くオヤジギャグ ダンストレーダーのカトゥーン(@take4118)です。因みにですが、その笑顔には”失笑”も含みますで、その点ご了承ください(笑)

そんな事はさておき(笑)、今回は『FXトレードにおける期待値の考え方』について解説していきたいと思います。

これを読まれておられる方はすでにトレードをしている方が大半かと思いますが、一度は期待値という言葉を聞いた事があるのではないでしょうか。実はFXトレードにおいて期待値というものに注目する事はとっても重要です。その理由は後半の方で具体的な数字を用いて解説しますが、先に結論を言ってしまうと、

・期待値の高いトレード→必ず口座は増える
・期待値の低いトレード→必ず口座は減る

 

という事だからです。”必ず”というところがミソですね。あっ、味噌汁のミソではないですよ(笑) 全然面白くないですね……。

トレードをする目的は当然ながら口座のお金を増やすことです。そして、上記に書いた様に期待値の高いトレードをすれば必ずお金は増えるんです。

どうでしょう。期待値の事知りたくありませんか?

この記事を最後までお読み頂き、ご自身のトレードに生かして頂けましたら幸いです。

前置きが長くなってしまいましたが、ぜひ最後までご覧ください。

期待値とは

期待値というと数学の授業で聞いたりしましたよね。何となくその意味は理解できそうですが、ネットでは以下の様に説明されています。

期待値とは、1回の試行で得られる値の平均値のことで、得られうるすべての値とそれが起こる確率の積を足し合わせたものです。

統計WEBより引用

簡単に言えば、期待できる値という事です。あっ、読んだままでした💦これだとあまりにも抽象的すぎるので、上記の引用文をトレードでの期待値と捉えて言うならば、

『1回のトレードで得られる利益の平均値』

という事になります。こうなるとわかりやすいのではないでしょうか。

それでは期待値をどの様に計算するのか見てみましょう。

期待値の計算方法

例えば10回トレードを行い、利益/損失が以下の様になったとします。

+10,000円
+30,000円
-20,000円
+20,000円
+50,000円
-40,000円
-30,000円
+20,000円
-40,000円
+50,000円

計算式は省きますが、これらの金額を合計すると+50,000円になります。そしてトレード回数は10回なので、平均すれば1回あたりのトレードで5,000円の利益が出ているという事です。

実はこの5,000円というのが、このトレードにおける期待値となります。先に書いた様に期待値とは『1回のトレードで得られる利益の平均値』ですので、言い方を変えれば、

このトレードでは勝ち負けに関係なく1回のトレードで5,000円の利益が得られる。

という事になります。

トレードにおける期待値の計算方法は以下の通りです。

期待値=勝率×平均利益-負け率×平均損失

 

先のトレードから各項目を計算してみると、

・勝率 :60%
・負け率:40%
・平均利益:30,000円
・平均損失:32,500円

となり、上記計算式に当てはめると、

60% × 30,000円 ― 40% × 32,500円 = 5000円

となり、このトレードにおける期待値5,000円が導き出されます。

くじを使ったゲームで期待値を考えてみよう

今度は、トレードをくじを使ったゲームに置き換えて、期待値がどうなるのか…。そして、その期待値に沿ってゲームをするとどの様な結果になるのかを考えてみましょう。

〈ルール〉
箱の中に①~⑩の数字が書かれた球が入っている。球を引いた後は数字を確認し、その球を袋に戻して再度引くという行為を300回繰り返す。そして、引いた球の数字によってポイントが加算/減算されていく。

 

上記のルールに乗っ取って実際にゲームをしてみましょう。なお、加算/減算されるポイントは以下の4つの条件で見ていきます。

【条件1】
「1,2,3,4,5,6,7,8」が出たら    +1ポイント
「9,10」が出たら        -10ポイント

【条件2】
「1,2,3,4,5」が出たら     +2ポイント
「6,7,8,9,10」が出たら     -1ポイント

【条件3】
「1,2,3」が出たら       +2ポイント
「4,5,6,7,8,9,10」が出たら   -1ポイント

【条件4】
「1,2」が出たら        7ポイント
「3,4,5,6,7,8,9,10」が出たら  -1ポイント

結果をお見せする前に、各条件における勝率を確認しておきます。

条件1:80%  条件2:50%  条件3:30%  条件4:20%

勝率だけ見れば条件1が圧倒的に優れていますね。だって勝率80%なんですから。でもポイントの増減値が違うのでどうなるでしょうか。もしもお時間のある方は、それぞれの条件における期待値を計算した上で、このあとの結果をご覧になってみてください。期待値の重要性がよりご理解頂けると思います。各条件の期待値は後述します。

それではいきましょう!!なお、グラフの縦軸がポイント数で横軸は試行回数です。下記の各グラフは上記の各条件に基づいてエクセルに乱数を入力して作成しています。乱数のばらつきによってグラフは若干変化する事もありますが、大きく変わる事は絶対にありません。

条件1の試行結果

この条件での期待値は『-1.2』です。ですので、その期待値が示す通り見事な右肩下がりですね(笑)

条件2の試行結果

この条件での期待値は『0.5』です。条件1とは違って綺麗な右肩上がりになりました。口座の増え方もこうなるといいですよね!!

条件3の試行結果

この条件での期待値は『-0.1』です。まさにレンジ…。増えもしないし減りもしないといった感じです。

条件4の試行結果

この条件での期待値は『0.6』です。条件2と同様に綺麗な右肩上がりのグラフですが、縦軸のポイント数を見てください。条件2は約160ポイントまででしたが、こちらは約350ポイントまで伸びています。条件2の期待値よりも大きい事がこの結果を生んでいます。

期待値が示すもの

ここまで読んで頂ければ”期待値がプラスであることがいかに需要か”という事がおわかり頂けると思います。

期待値が示すもの。それは、この記事の冒頭でもお伝えしましたが、

・期待値がプラスならば、長期的に口座は必ず増える
・期待値がマイナスならば、長期的に口座は必ず減る

という事です。

また、期待値は勝率だけではなくリスクリワードとの兼ね合いで算出されます。

くじを使ったゲームでは、勝率が一番高い【条件1】が結果的に口座が増えないという結果になりました。もちろん勝率が高いのはいい事ですが、リスクリワードも考慮しなくてはいけないという事ですね。

まとめ

私はこの期待値の事実に気付いてから、トレードに対する向き合い方が大きく変わりました。

今までは勝てる手法ってなんだろうと、インジケーターやら世の中にある手法をあれこれ試しては次も試して…。というループを何回も繰り返しました…。そういう方って多いのではないでしょうか?

でもよくよく考えてみれば、上にいくか下にいくかは誰にもわからないわけです。もしわかる人がいたら、その人は水晶玉も持っている人でしょうね(笑)

という事はトレードって、優位性の高いポイント、つまりリスクリワードのいいポイントでエントリーして、勝ちも負けも受け入れるだけなんです。

その”優位性が高いポイントでエントリーする”というものがまさに自分のルールになっていくわけです。

その優位性の高いルールを構築するには、自分で検証したり実戦で経験しながら、自分の中に落とし込んでいくしかないです。近道はないという事ですね。

逆に言えば、自分の中に期待値の高い自分のルールをしっかり落とし込めれば、ブレる事も圧倒的に減るでしょうし無駄なトレードも減るでしょう。

私もまだ成長中の身ですが、この記事が一人でも誰かのお役に立てましたら幸いです。

これからも、有益な記事を作成していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。